債権譲渡と過払金返還義務の承継等(3)
2013-05-03
最高裁平成23年07月08日第二小法廷判決・ 集民第237号159頁
平成22(受)1405号 不当利得返還請求,仮執行の原状回復及び損害賠償の申立て事件
原審:名古屋高等裁判所
平成21(ネ)933号 平成22年04月15日
一括して債権譲渡をした場合、譲渡の範囲はその譲渡合意の内容いかんにより、たとえ営業譲渡であっても、金銭消費貸借取引に係る契約上の地位の移転または過払金返還債務を当然に承継するとはいえないと判示しました。
同種の判例として、 最高裁平成23年03月22日第三小法廷判決・集民第236号225頁、最高裁平成23年07月07日第一小法廷判決・集民 第237号139頁があります。
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